金文研究の金字塔!! 『金文大字典』(上中下巻揃)学林出版社 卸売 検:中国書道/金文資料/青銅器銘文/甲骨文字/篆刻/刻印/石碑/金石学/墓誌銘

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商品詳細金文とは、 金文とは、中国古代、即ち殷周時代より秦漢時代頃までに つくられた青銅器に、鋳込まれ、あるいは刻された文字のことです。 殷周時代の人びとは、官職に任命されたり、 戦で功績を挙げたりして王から褒美を頂くと、 そのことを青銅製の鼎や鐘といった器に記録して、 祭祀や儀式の際に使用しました。 当時「金」は「Gold」ではなく、 「銅」あるいは「青銅」をあらわす言葉であり、 そこで青銅器銘文のことを「金文」と呼ぶのです。 代表的な器の形態から「鐘鼎文」と呼ばれることもあります。 現在知られている最古の漢字は、牛の肩胛骨や亀の甲羅の腹側に 占いの内容を刻んだ甲骨文です。 殷の都は殷墟、即ち現在の河南省安陽市に置かれていて、 だいたい紀元前14世紀から11世紀にかけて用いられていました。 金文は甲骨文からやや遅れて、殷墟中期頃から使われますが、 文字構造は甲骨文によく似ています。 鋭角的な甲骨文に対し、金文は円やかですが、 それは甲骨文が硬い骨の上に刀で刻んで書かれたのに対して、 金文は筆で書いた文字を特殊な技術を使って器の鋳型に写し取るというように、 書写技法の違いによるものなのです。 殷が滅び、西周時代 (B.C. 11世紀頃〜B.C. 770年) に入ると 甲骨文は姿を消し、金文の全盛時代となります。 殷代の金文は短いものばかりですが、 西周時代にはかなりの長文の金文が作られるようになります。 西周の終り頃に作られた「毛公鼎」という器には、 497字にものぼる文字が鋳込まれています。 今回紹介する「大克鼎」も西周中期に作られた器です。 春秋戦国時代 (B.C. 770〜222) になると、 群雄割拠の動きに呼応するかのごとく、文字は各地で独自の発展を遂げ、 分裂の様相を呈します。秦 (B.C. 221〜B.C. 207) の始皇帝が天下を統一すると、 地方色の強い文字の使用を禁止し、 秦の文字である篆書や隷書を 全国隅々まで使用するように強制しました。 これは秦が文書による行政を重視しており、 文字が不統一であると行政に差障りが生じるからなのです。 漢代 (B.C. 206〜B.C. 7) 以後の文字は この隷書の基礎の上に発展していきます。 我々の普段使う楷書とは、 もともとは筆画を揺るがせにしないで書かれた隷書をあらわす言葉でした。ところで、秦の都咸陽は陝西省の西安付近にあり、 この一帯は周王朝の中心地でもありました。 そのため、秦の文字である篆書や隷書は、 西周金文の字体をもっとも忠実に継承しています。 秦の文字統一は、このような文字を後世の文字発展の基礎に据えたという点で、 極めて重要な意味を持ちます。 もし、文字統一が秦ではなく楚や斉などの他の国によって 成し遂げられていたならば、我々の使う漢字も違った形になったでしょうし、 甲骨文や金文の解読もいっそう困難であったに違いないのです。 本書は中国全土にわたる史料より集字された金文文字を部首別に纏め上げた膨大な字典、総頁数5680頁を上中下巻の3巻に分冊、金文研究に欠な資料です。
ご存じの方には多言ではございますが、その量と質からも、最高の金文大字典でございます。大変入手困難でございます。
大事にコレクションしておりましたが、増えすぎたDVD・CD類の整理をしており、この度出品させて頂きました。格安にて出品させて頂きましたので、どなた様かお引取り頂き、お楽しみ頂ければ、誠に幸いです。!かんたん決済。発送詳細発送はおてがる配送にてお送りさせて頂きます(ゆうパック)。注意事項*システム利用料・手数料などは一切頂いておりません。
*お決まりですがノークレーム・ノーリターンにてお願い致します。
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