卸売 時代 舌長鐙 象嵌

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鐙は世界的にも古今を通じて吊り環型ですが、日本では古墳時代末期から独自に変化・発展し、平安時代末期には足裏全体を掛ける形態となりました。出品依頼者は室町時代と聞いているそうですが確証は無理です。ただ鉄の表面に1ミリ以下の溝を彫り、銅?線を嵌める精密作業がされているこの鐙は 漆塗りの鐙よりも大変高価なものであったのではと推定します。
側面など全周囲そして裏面にも象嵌がなされています。より精密に見ると、使用で鉄が磨滅して銅線がかつかつ付いている箇所や、銅線が取れて溝だけ残っている箇所も見られ、大変な年代を感じます、
この鐙には断熱の為に薄い畳がはまっていた可能性があります。側面の一部にヒビが見られます、(2023年 6月 20日 9時 35分 追加)本日早期終了します

残り 7 88,000円

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