■希少 本物 1960年代 三島市 卸売 文化財 ”贈 三島市長”と記載!野口三四郎作 三四呂人形 3体箱入り 底には朱で『三四呂人形』印あり

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●昔から我が家にあり、骨董好きの父が集めていたものです。●裏に箱書きに”贈 三島市長 長谷川泰三”と記されていますので、何方かに寄贈したものです。(長谷川泰三(1961年2月7日 - 1977年2月6日)さんは六代目の三島市長であった方です。)●【状態】大正~昭和に初期に作製されたものです。壊れ破損はありません。年代が経っているため少々薄汚れていますが、年代を考えると、美品であると考えられます。●左側は座っている子どもの女の子、木の台座には”三四呂人形”と焼印があります。古いものなので、木の台座から剥がれていますが、木の台座上部には朱で『三四呂人形』印があります。中央の男の子の底には朱で『三四呂人形』印あり、古いものなので、木の台座から剥がれています。両面テープのあとあります。右側が母さんがみかんを抱えている姿です。木の台座には”三四呂人形”と焼印があります。木の台座から剥がれていませんが、きっと朱で『三四呂人形』印があると思います。●サイズ(箱):縦約13.5cm、横約21cm、幅約7.5cm●【野口三四郎(のぐちさんしろう)説明】三島市大中島(現、本町)出身の人形作家。明治34年(1901)に生まれたため三四郎の名がつきました。旧制韮山中学(現、韮山高校)を中退後写真家をめざし、昭和3年(1928)東京三越の早撮り写真家となり東京に移り住みました。翌年、朝鮮京城博覧会に派遣されたことが人形作家となる大きな転機になったようです。帰国後、三四郎は張子人形と出会うことにより、人形制作に没頭しました。昭和9年(1934)に妻のしげを、翌年には娘の桃里を3歳で亡くしました。三四郎は悲しみの中でますます人形制作に没頭しました。昭和11年(1936)に第1回総合人形芸術展に出品した「水辺興談」が最高の人形芸術院賞に輝きました。しかし、この直後に結核を患い、三島に帰って療養しましたが、翌年の12年(1937)に37歳で世を去りました。●【三四呂人形(みよろにんぎょう)の説明】三四呂人形は、三島出身の人形作家である野口三四郎が創作した人形です。和紙を重ね貼りしてできている三四呂人形の淡い色彩とあたたかみのある素朴な姿が、愛らしい童話の世界を作りだしています。作品は紙と糊でできているため、現存する作品は数少なくなってしまいました。現在確認されているものは100点ほどで、市内に残る24点は三島市文化財として指定されています。フランスやベルギーなど海外でも高く評価されています。

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